006 サトウタダヒコ

 
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テーマは「おとなランドセル」

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こくご
言葉を大事にしたいと思っています。大事にするというのは、教え込まれた「正しい日本語」のことなんか忘れて、言葉と遊び戯れること。写真の本は谷川俊太郎『定義』とレーモン・クノー『文体練習』。

さんすう
そろばん3級です(役に立ちません)。電卓もあまり信用しません(ヤツはよく計算マチガイをする気がします)。血中文系濃度98%くらいなので、どうにも数字は苦手です。写真の本は小川洋子『博士の愛した数式』と野矢茂樹『無限論の教室』。
りか
ときどき気が向くと宇宙や生命のことを勉強するのですが、ほとんど理解できません。ただ圧倒されます。ときどき世界に圧倒されたくなるのです。写真の本はリチャード・パワーズ『ガラテイア2.2』とブライアン・グリーン『エレガントな宇宙』。
しゃかい
歴史は単に過去の出来事ではない、と、最近になって実感しています。現在が歴史に規定されると同時に、歴史は現在の視点から再構築される。写真の本はジュリアン・バーンズ『10 1/2章で書かれた世界の歴史』と野家啓一『物語の哲学 柳田国男と歴史の発見』。

おんがく
よい気分のときにはジャンベ(アフリカの太鼓)を叩いたり、リコーダーをピューと吹いたりします。楽しいけど、どちらも上達しません。写真の本は劉索拉『君にはほかの選択はない』と林巧『世界の涯ての弓』。
きゅうしょく
はたちを過ぎてからやっと、おいしいものを食べることの喜びを知るようになりました。その前はただ空腹を癒せればいいと思っていた……。写真の本は辛島昇・貴子『カレー学入門』と岩崎信也『蕎麦屋の系譜』。
どうとく
戦争や殺人に心を痛めるたびに惑います。何も言えなくなる。正しさについて確かな結論なんてありえないから、いつまでもどこまでも考えつづけるしかない。写真の本は保坂和志『世界を肯定する哲学』と永井均『これがニーチェだ』。


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